2025年11月9日、今年も恒例の福岡マラソンに参加してきました。
実は今回で7回目の出走になります。
ただ、正直なところ――
昨年に続き、今年も練習不足と体重増加(+3kg)で、かなり不安を抱えた状態。
「完走できればいいかな…」という気持ち半分でスタートラインに立ちました。
そんな中でも、結果は何とか昨年の反省を生かして…
4時間20分14秒!
さすがにサブフォーは無理でしたが、昨年の4時間28分よりは改善することがでしました!
今回は、当日の振り返りとともにお届けします。
スタート前:軽い気持ちと重い身体
緊張はなかったものの目覚めが早く朝3時に目が覚め、2度寝したりと、睡眠はあまりよくない状況でした。
ただ、7回目となると段取りは慣れたもので、レースの出走ゲート閉鎖の少し前に到着すれば良いやというリラックスした感じと軽い気持ちでいました。
ただ、体が重い…。練習不足と数kgの増量は、やはり嘘をつきません。
昨年は練習不足にも関わらず前半ペースを上げてしまって後半完全に失速しました。
今回は「とにかく無理せず行こう」
そう自分に言い聞かせながら、おにぎりとバナナで軽くエネルギー補給。
天神のスタート会場には、ぞくぞくと人が増えてスタートに向けて、独特の緊張感が漂ってきます。
スタート〜10km:抑え気味に、感覚を確かめながら
号砲とともにスタート。
序盤は混雑もあり、5:50〜6:00/kmくらいのゆったりペース。
「今日は飛ばすな、自分。」
昨年、サブフォーを狙って前半突っ込みすぎて失敗した記憶がよぎります。
下手にスピードを変化させず、一定のリズムを作りながら確実に。
10〜20km:体が少しずつ動き出す
天気は小雨でしたが気温も低すぎず、呼吸も安定してきました。
ただ、ふくらはぎにはハリを感じ、左の太ももには違和感を感じながら走っていました。
『何とか足よ、もってくれぇ』と思いながら、5:40〜5:50/kmのリズムで巡航できました。
毎年感じますが、福岡マラソンは沿道の応援が本当に温かい。
「頑張れぇ!」「ファイトー!」
そんな声に背中を押されながら、自然と笑顔に。
20〜30km:やっぱり練習不足のツケが…
25kmを過ぎたあたりで脚が重くなり始めました。
やはり練習量の少なさがここに出ますね。
それでも給水とジェルをこまめに摂って、
「止まらないこと」を最優先に一歩一歩前へ。
このあたりから周りにも歩く人が増えてきて、自分も何度か気持ちが折れかけました。
30〜40km:脚も限界、気力だけの勝負
30〜35kmがコースでも一番つらいところです。太ももとふくらはぎがパンパンにやむを得ず歩くことに…
ペースは6:20/kmまで落ちましたが、それでも昨年よりはタイムをあげようと時計を見て頑張ると決断!
幸いにも足がつって動けない状況ではなく、35km以降は少し走りやすくなり、何とか持ちこたえる事ができました。
「ここまできたら意地でも切る」
その一心で腕を振り続けました。
過去に何度も走っているコースだけに、
“あと何kmで景色が変わる”という感覚が心の支えになりました。
ゴールまでの2km:時計と自分との戦い
残り2km、呼吸は問題ないものの脚が限界。でも、ここまで来て諦めるわけにはいかない。
糸島市のゴール付近の応援者が見えた瞬間、涙が込み上げてきました。
ラストの直線は、まさに気力だけ。
なんとかフィニッシュ!
ゴール後は膝が笑いながらも、
「何とか走り切れて良かった」と思いました。
レース結果まとめ
ネットで 4:20:14 でした。

振り返りと反省点
今回は、これまでの経験とペース配分の見直しのおかげで、ギリギリ踏ん張れたのかもしれません。
反省点
- 練習量の不足(週1〜2回のジョグでは足りない)
- 体重増加による負担増
- 30km以降の失速対策
来年もチャレンジするなら、再びしっかり走り込んで
安定して走り切ることを目標にしたいと思います。
購入商品
レース当日のパワーチャージとして利用した商品です。

まとめ
毎年走って思いますが、福岡マラソンは本当に沿道の声援、ボランティアのサポート、と皆さんに支えられる大会です。
そして今回は、「走る苦しさ」と「走れる喜び」を改めて感じた42.195kmでした。
また一歩、次の目標へ向かう勇気をもらいました。
マラソンに挑戦する方の参考になればうれしいです!
この記事がみなさんの役に立てば幸いです。
【 参 考 】
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