応援する側にも理解を!みんなでサッカーの競技規則を覚えよう!

子どもと楽しむ

みなさんは、子どもにスポーツをさせていますか?

我が家では、自分自身の経験・影響から、子どもはサッカーをやっていて、週末になると試合の応援で楽しませてもらっています。

一方で、応援していると、相手チームなど保護者の中には、サッカーの経験者なのか、ひと昔前のルールのまま、アップデートされておらず、昔の感覚(ルール)で審判に文句を言う、親御さんもたまに見受けられます。

私自身も、趣味で行っているサッカーでシニアプレイヤーとしても、サッカーを楽しんでおり、試合で熱くなる気持ちはわかるもののサッカーをする上でのマナーは守るべきと思います。

これまでの経験で過去に取得する機会があったサッカー3級審判員の資格は、毎年更新するようにしてルール変更等の最新情報を入手するように心がけています。

今回は、そんなサッカーに関するルール(競技規則)について、小学生(U12)と一般(Jリーグや社会人など)のルールの違いを比較しながら参考となる記事としてまとめてみました。

興味があればご覧ください。

参考資料

JFA(日本サッカー協会)では、毎年ルール変更がされると改正された協議規則をホームページ上でも公開しています。

少しボリュームのある内容ですが、気になるところだけでも一読しておくとよいかと思います。

【こちら↓】
JFA公式サイト
①・・・サッカー競技規則2022/23
②・・・8人制サッカー競技規則

なお、このサイトについては、2023年1月時点で2022/23競技規則をもとにまとめています。

8人制(U12)と11人制の比較

小学生(8人制サッカー)と一般(11人制サッカー)でのコートサイズや各ラインの距離は次のように異なっています。

※引用元:JFA 8人制サッカー競技規則

8人制サッカー(U12の場合) 項 目 11人制サッカー
安全なもの(天然芝、人工芝、土など) ピッチの表面(標準) 芝(天然、人工、ハイブリッド)
7m センターサークルの半径 9.15m
7m 任意のマーク 9.15m
7m FK時に離れる距離 9.15m
7m CK時に離れる距離 9.15m
50m×68m(推奨) ピッチの大きさ 68m×105m(標準)
ゴールポストの内側から4m ゴールエリアの大きさ ゴールポストの内側から5.5m
ゴールポストの内側から12m ペナルティーエリアの大きさ ゴールポストの内側から16.5m
ゴールラインの中央から8m ペナルティーマークの中心までの距離 ゴールラインの中央から11m
ペナルティーマークの中心から7m ペナルティーアークの半径 ペナルティーマークの中心から9.15m
2.15m×5m ゴール(ゴールポストの内側) 2.44m×7.32m
ハーフウェーラインをはさんで6m設ける 交代ゾーン ない
4号球 ボール 5号球
6人未満は試合を開始しない 試合成立人数 7人未満は試合を開始しない
試合に出場していない競技者 交代要員 3~12名の中で競技会規定により決定。交代できる最大の人数は5名。
自由な交代(交代ゾーンで交代する)GKのみアウトオブプレーの時に主審の承認を得て行う 交代の方法 アウトオブプレーの時に、主審の承認を得て行う
競技会規定で定めれば、ビブスの着用が可、GKの色彩は同じでも可 競技者の用具 両チームは、互いに、審判と区別できる色の服装(シャツ、ショーツ、ストッキング)
主審、副審2人、第4の審判員(任意)か、主審、補助審判(必須 審判 主審、副審2人、第4の審判員
15分~20分間のハーフ(標準)か、12分間のピリオド×3回 試合時間 45分間のハーフ
10分間を超えない ハーフタイムのインターバル 15分間を超えない
採用した場合は、3ピリオド目の中間時点でエンドを替える 3ピリオド制 採用しない
5分間以内のハーフ 延長戦 15分間以内のハーフ
直接得点することができない キックオフ 直接得点することができる
競技者の補充ができる 退場後の措置 競技者の補充はできない
主審はフェアプレー精神にあふれる行動やリスペクトある行動に示す グリーンカード 主審はフェアプレー精神にあふれる行動やリスペクトある行動に示す
3人ずつ行って、その後、交互に順番を変えることなく続ける ペナルティーマークからのキック 5人ずつ行って、その後、交互に順番を変えることなく続ける

 

コートの比較

実際のコートのイメージで比較すると以下のようになります。

コート全体のサイズ感としては、小学生(8人制)の場合は、11人制の半分くらいのコートサイズとなります。

 

オフサイド

特にオフサイド(待ち伏せ攻撃)に関しては、複雑だったりしてよくわからないという声も聞きます。

そんな方には、まずはJリーグで公式に公開されている動画を参考にするとよいと思います。

トレーニング用品

子ども達と一緒にサッカーをしたり、近所の子ども達を集めて、ちょっとしたサッカーの練習を行う際にあると便利です。

あと、使うサッカーボールの空気圧も、試合ではきちんとしたルールがあるので、子どもがボールを蹴っていく上で、特に小学校の高学年になる時期にはきちんとした空気圧の範囲で蹴らせるほうが良いです。

まとめ

今回は、サッカーの競技規則(ルール)を中心にサイズの違いなどを記事にしましたが、細かい点は書ききれず、掲載したJFAの競技規則をご覧いただいたり、説明用の動画を参考にされることをお勧めします。

ルールはある程度頭に入れた上で、特に重要なこととして、「サッカーをみんなで楽しむこと」を念頭にサッカーができる環境の感謝と、一緒にできる人(相手・審判・監督/コーチ等)に対してリスペクトの精神をもってスポーツを楽しみたいですね。

 

この記事がみなさんの役に立てば幸いです。

【 参 考 】
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