みなさんはマッチやライターやバーナーを使わずに火を起こした経験はありますか?
私自身もほとんど経験がありませんが、ただ、小学生の頃に体験した記憶がうっすらとあります。
そんな中、先日、キャンプで子どもたちと一緒に体験した「マイギリ式の火起こし」について、実際にやってみて楽しかったのでシェアしたいと思います。
現代ではライターやマッチがあるため火を起こすことは簡単ですが、昔ながらの方法で火を起こす体験は、子どもたちにとって非常に貴重で楽しい経験となりました。
興味があればご覧ください。
マイギリ式火起こしとは?
マイギリ式火起こしとは、木の棒と板を使って摩擦熱を利用して火を起こす方法です。
シンプルな道具と技術だけで火を起こすこの方法は、昔ながらの知恵と工夫が詰まっています。
準備するもの
- マイギリ(摩擦棒):硬い木で作られた棒
- 受け板:柔らかい木で作られた板
- 弓:紐を張った弓型の道具
- 手のこ(ハンドル):摩擦棒を押さえるためのもの
- 火口(ほぐし):火種を受けるための乾燥した草や木くず
このようなものを一式揃えるのは手間かもしれませんね。。。
そんなときは、Amazonでセット品として購入できます。
火起こしの手順
- セットアップ
まず、受け板に小さなくぼみを作り、そこに摩擦棒をセットします。
次に、弓の紐を摩擦棒に巻き付けます。手のこを使って摩擦棒をしっかりと押さえます。 - 摩擦の開始
弓を前後に動かして摩擦棒を高速で回転させます。
子どもたちには、弓を動かす役割をお願いしました。
最初は少し難しいかもしれませんが、コツを掴むと楽しくなってきます。 - 火種の発生
摩擦によって受け板に黒い粉がたまり、やがて煙が立ち上ります。
ここが一番の盛り上がりポイント!子どもたちも興奮しながら見守っていました。 - 火口への移動
煙が出始めたら、その部分をそっと火口に移します。
風を送りながら火種を大きくしていくと、やがて火がつきます。
子どもたちと一緒に「フーッ」と息を吹きかけるのも楽しい瞬間です。
子どもたちの反応
子どもたちは最初、火を起こすのが難しいと感じていましたが、だんだんとコツを掴んでくると、次第に楽しくなってきました。
「やった!煙が出た!」という喜びの声や、「もっとやってみたい!」という好奇心がどんどん膨らんでいく様子を見て、私も嬉しくなりました。
まとめ
マイギリ式の火起こしは、ただ火を起こすだけでなく、子どもたちに自然の力や昔ながらの知恵を学ぶ素晴らしい機会を提供してくれます。
次回のキャンプでも、また挑戦したいと思っています。
皆さんもぜひ、子どもたちと一緒にこの楽しい体験をしてみてください!
この記事がみなさんの役に立てば幸いです。
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