みなさんは、子どものスポーツの試合やピアノなどの発表会などを両親(祖父母)や友人にライブ配信したいと思ったことはありませんか?
新型コロナによる会場の入場制限や当日予定があって見ることができない、距離としても遠方なので行くことができない。。。など諸事情は多々あると思います。
スマホで撮影して、そのままライブ配信と思いつつも、Youtubeであればチャンネル登録者数が50名以上でなければできない(2022/8月時点)など、制約事項がありそこまで登録者がいないし、スマホの撮影ではズーム機能含めて不十分と思う方もいるのではないでしょうか?
そんなときに、いつも使っているデジタルビデオカメラとノートパソコン等を使って、無料でできる少し本格的なライブ配信方法をご紹介します。
興味があればご覧ください。
必要な機材
必要な機材はこちらです。
①デジタルビデオカメラ
例:Canon iVIS HF R82
②キャプチャーボード
例:TreasLin HSV302
③ノートパソコン
例:mouse X4-i7 [ Windows 11 ]
ちなみに例示したものが我が家で使っている機器です。
特にポイントとなる点は②キャプチャーボードです。
撮影した映像をパソコンに取り込むために必要なものです。
機器構成
どのようにしてライブ配信をするかは次のとおりです。
①デジタルビデオカメラで撮影します。
(これは普段通り)
撮影したカメラの映像を
②キャプチャーボード を経由して
③パソコンに取り込みます
パソコンに取り込んだ映像は、ライブ配信用の無料ソフト(OBS Studio)を使って、YouTube Liveへ映像を配信します。
配信された映像は、スマホやタブレット、パソコンなどから視聴できます。
実際の写真
全体の機器はこのようなつながり方です。
こちらがキャプチャーボードです。
パソコンとキャプチャーボードは付属のUSBケーブルで接続します。
カメラからの入力用にキャプチャーボードにはHDMIの口があります。
カメラと接続する場合は「IN」側に挿入します。
キャプチャーボードとカメラはHDMIで接続します。
カメラ側はHDMIミニの差し込み口に挿入します。
パソコンとキャプチャーボードは、このような感じでUSBで接続します。
ライブ配信手順
ライブ配信については、OBS Studioを利用して行います。
事前のインストール手順やYoutubeの開設などは過去の記事を参考にしてください。
事前準備
【過去の記事はこちら】
初心者向け動画投稿手順を解説!思っている以上に簡単なYoutube開設!
ライブ配信に向けた準備編!OBS Studioのインストール方法!
ライブ配信に向けた実践編!Youtubeでライブ配信をやってみよう!
配信にあたっては、「OBS Studio(ライブ配信用のソフト)」を使って、YoutubeLiveへ映像を配信して視聴者がYoutubeLiveで視聴するという流れです。
(1)Youtube Studioの設定
GoogleアカウントでYoutubeの動画チャンネルを開設して、その上でライブ配信に向けた準備を行う必要があります。
(2)OBS Studioの設定
動画配信を行うコンテンツ(画像・音楽・撮影映像など)は、OBS Studioを使って配信します。
OBS Studioでは、配信途中の各シーン(案内、前編、後編)のようにライブ配信の途中で切り替えるコンテンツを準備します。
(3)ライブ配信
配信者のパソコンからOBS Studioを使って、YoutubeLiveを行う際に重要なものが「ストリームキー」というものです。
このストリームキーによって、OBS Studioは作成したコンテンツをどこに配信するのか、YoutubeLive側はどこから配信されたコンテンツを配信するのかが紐づきます。
配信方法
実際に撮影しながら配信した映像はこちらです。
まとめ
子どもの試合観戦やピアノなどの発表会などでノートパソコンを持っていくと、どこかの業者さん?という目で見られるかもしれませんが、一つのやり方として参考にしてください。
チームスポーツであれば、応援する親で協力すると撮影係と配信係として分担もできますので、何かの大きな大会や想い出作りや、共有方法として試してみると良いと思います。
この記事がみなさんの役に立てば幸いです。
【 参 考 】
ライブ配信に向けた準備編!OBS Studioのインストール方法!
ライブ配信に向けた実践編!Youtubeでライブ配信をやってみよう!
車内を快適に!スマホのYoutubeをカーナビで見る方法!
想い出を形に!スマホで撮影した写真でモザイクアートを作ろう!
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想い出を形に!子どもの1歳誕生日に記念のDVDを制作しよう!
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