PowerPoint活用術!PDCAサイクルは「切り出し」機能で簡単・美しく表現できる!

小さな学び

みなさんは仕事や私生活でPowerPointを使う機会はありますか?

私は仕事柄、PowerPointで提案書や業務報告書を作成していると、「PDCAサイクル」を図解するシーンがよくあります。
しかし、円形に沿った矢印を自作するのは意外と手間がかかるもの。
線を曲げて、整えて…時間だけが過ぎていく。

そんなときに便利なのが、PowerPointの図形の「切り出し」機能。
これを使えば、美しいPDCAサイクルの矢印が、誰でもサクッと作れるんです!

「切り出し」で作るPDCAサイクルの基本アイデア

やりたいことはこんなイメージ図です。

通常、PDCAは「Plan → Do → Check → Action」の4つのステップを円形で示します。
この時に1つ1つ矢印を曲線で作っていると、位置合わせや角度調整が面倒…。

そこで登場するのが「図形の切り出し」!

切り出しとは?

PowerPointの図形を合成する「図形の結合」機能のひとつ。
2つ以上の図形を重ねて選択し、「切り出し」を使うと、重なった部分を起点に図形をパーツとして分解できます。

つまり、円をベースにして必要な部分だけを切り出すことで、きれいな矢印風のパーツを作ることが可能になります!

実際の手順

(1)円を作る
 「挿入」→「図形」→「円」を選び、Shiftキーを押しながら正円を描きます。

 

(2)矢印の形を作る
 「矢印:山形」を組み合わせて、ドーナツ型の一部に重ねて配置します。

このように4か所に角度を変えて配置します。

(3)切り出しで図を分解
 挿入した図形を選択し、図形の書式→図形の結合→「切り出し」を選択します

切り出しをすると図形が分解され、ひとつずつの図形を操作することができます。

ひとつずつ選択できるようになると不要な箇所の図形(オブジェクト)を削除します。
すると作成したい円型の矢印になります。

(4)仕上げて完了
 あとは、それぞれに色をつけたり文字をつけたりすると「P」「D」「C」「A」の文字を入れれば、見栄えの良いPDCAサイクルの完成です!

仕上げのポイント

  • 各ステップで色を変えたりアイコンを挿入したりすると視覚的に区別しやすくなります

  • 中央にタイトルやサマリを配置すると、視線が集まりやすくなります

  • グループ化しておくと、移動やサイズ変更も楽になります

まとめ

曲線矢印で苦労していたPDCAサイクル、実はPowerPointの「切り出し」機能を使えば誰でも手早く美しく作れます。
提案書や社内報告資料でも活用できるので、ぜひ一度試してみてください。

「図形の切り出し」は他のビジュアル表現にも応用可能です。

今後もPowerPointを活用したテクニックをどんどん紹介していきますので、ぜひチェックしてください!

この記事がみなさんの役に立てば幸いです。

【 参 考 】
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