みなさんは、「抵抗パラシュート」「ランニングパラシュート」ってご存じですか?
言い方は人によったりメーカによって異なるかもしれませんが、走力をあげるために使う器具です。
我が家では息子がサッカーを習っていますが、小学生にとって、トレーニングは「楽しい!」と感じることが何より重要です。
抵抗パラシュートを使えば、遊び感覚で楽しみながら走力を鍛えることができます。
この記事では、小学生を対象にした抵抗パラシュートトレーニングの特徴や効果、遊び要素を取り入れたメニューをご紹介します。
抵抗パラシュートとは?
抵抗パラシュートは、走る際に後ろに取り付けたパラシュートが空気抵抗を生み出し、負荷をかけるアイテムです。
シンプルで分かりやすい道具なので、小学生でも簡単に使いこなせます。
パラシュートが広がる姿に個人的には「凧揚げ」の感覚に近いのかなと思いますが、子どもからすると「面白い!」「速くなりたい!」というモチベーションが高まるのもポイントです。
他にもいろいろとカラーがあります。
トレーニングの効果
1.基礎体力の向上
適度な負荷で脚力や体幹を鍛え、運動全般に必要な基礎体力をアップ。
2.走ることが好きになる
パラシュートが広がる様子が楽しく、自然と「もっと速く走りたい!」と思えるようになります。
3.フォームの改善
負荷がかかることで、体がぶれないよう自然と正しいフォームを意識できます。
4.遊び感覚でトレーニング
競争やミニゲームを取り入れることで、トレーニングが楽しい遊びの時間に変わります。
トレーニングメニュー
1.ウォームアップ
•ジャンプ&ステップゲーム
みんなでジャンプしたり、ケンケンパをしたりして体を温めます。
2.スプリントレース(競争で楽しく!)
•30m走 × 5本
パラシュートを装着して、友達と競争!「一番速く広がるのは誰かな?」などテーマを決めると盛り上がります。
休憩:1分程度
3.加速チャレンジ(ステップアップを楽しむ)
•10mごとに加速する50m走 × 3本
スタートはゆっくり走り、最後は全力ダッシュ!速くなる感覚が楽しくなります。
4.鬼ごっこトレーニング
•パラシュート鬼ごっこ
鬼がパラシュートを装着し、逃げる子を追いかけます。
走りながら方向転換や瞬発力を鍛えられます。
5.ターゲットスプリント(的当てをしよう!)
•パラシュートを装着しての障害物走 × 3セット
用意したマーカーを避けながら進み、最後は的にタッチ!成功したらポイントをゲット!
6.クールダウン
•みんなでスロージョギング
パラシュートを外して軽くジョギングをしながら、「どれくらい速く走れた?」「楽しかった?」と振り返ります。
大事なポイント
1.安全第一!
広いスペースを確保し、周りの状況を確認しながら行いましょう。
2.無理なく進める
負荷がかかるトレーニングは、休憩をしっかり取りながら行います。
3.達成感を与える
「よく頑張った!」「すごい速かったね!」と褒めることで、次も頑張る気持ちが育ちます。
4.遊びと競争心を組み合わせる
ゲームやミニ競争を取り入れることで、「練習」ではなく「楽しい時間」として取り組めます。
まとめ
抵抗パラシュートを使ったトレーニングは、遊びながら走力を鍛える絶好の方法です。
小学生でも楽しく取り組めるメニューを工夫することで、基礎体力や走る楽しさを自然と身につけることができます。
ぜひ、運動会の徒競走やサッカー、野球などのスポーツで活躍したい小学生に試してみてください!親子で一緒に楽しむのもおすすめです!
この記事がみなさんの役に立てば幸いです。
【 参 考 】
子どもと楽しくトレーニング!子どもの伸びしろはハンパない!
子どもの足を速くする!ラダーとミニハードルを使ったトレーニング方法(その3)経過報告!
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